ライティングで「I think」の多用を避ける方法


 英検やTOEFL iBT(Question2)、IELTS(Task2)のライティングでは、与えられた題目について、自分の意見を書くことが求められます。その際、「私は~だと思う」という意味で「I think~」と書く機会があるかと思います。

 この「I think」、Introduction(導入部)やConclusion(結論部)で書くのは良いとしても、Body(主要部)での多用はなるべく避けたいところです。では、どうすればいいのか?

 「I think」の多用を避ける方法は幾つかありますが、一つは助動詞の活用です。助動詞はニュアンスを伝える役目を担います。

 例えば、canは「~もあり得る」や「~も可能だ」、「~してもいい」や「~するのもありだ」といった可能性や提案のニュアンスを出せる助動詞です。以下に例文を挙げます。

 The government can accept more immigrants to increase the population.「政府は人口を増やすためにより多くの移民を受け入れるのもありだ」。

 このcanを使った文を、I think that the government should accept more immigrants to increase the population.「私は、政府は人口を増やすためにより多くの移民を受け入れるべきだと思う」の代わりに用いることができます。

 つまり、このcanには、筆者の提案の意味合いが含まれている、ということです。よって、I thinkを使わなくても、筆者の思いが書かれていることが読み手に伝わります。

 こうして、英文ライティングでは、「I think」の多用を避け、なるべく表現にバラエティを持たせたいところです。

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