英検1級二次試験では、5つのトピックの中から1つを選び、それについて2分間のスピーチを行います。
この2分間スピーチは、Introduction、Body、Conclusionの3部構成が基本です。Bodyは通常2つ(具体的な理由を2つ述べることから)なので、全部で4段落です。
まず、Introductionでは、トピックに対して、Yes(agree)かNo(disagree)かを表明し、Bodyへの橋渡しをします。
例えば、Should more be done to improve N?「Nを改善するために、もっと取り組むべきか?」というトピックを選んだとします。
これに賛成の立場を取るならば、Introductionでは、I think more should be done to improve N. I have a couple of reasons to support my opinion. と述べるといいでしょう。
そして、Conclusionでは、For these reasons, I think more should be done to improve N. Thank you for your attention. などと述べて、スピーチを締めくくります。
こうして、初めと終わりの型を決めることで、内容の考案にフォーカスできます。スピーチ前の考量時間(1分間)の多くを、Bodyの構成に割きます。
なお、Bodyは通常2つで、Body1では「First、・・・」、Body2では「Second、・・・」と始めるといいでしょう。
こうして考えますと、英検1級二次試験の2分間スピーチの構成は、英検1級一次試験の英作文(ライティング)のそれと似ていることがわかります。
つまり、英作文の練習をすることが、同時に二次試験対策にもなる、ということです。その逆もまた然りで、二次試験の練習が、英作文対策にもなります。
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