英検1級英作文と二次試験の共通点


 英検1級一次試験の英作文(ライティング)と二次試験(スピーキング)には、ある共通点があります。それは、いずれも専門知識を問うものではない、ということです。

 英作文、二次試験ともに、政治や経済、環境など、主に社会問題が扱われます。例えば、Should the Japanese government raise a consumption tax? といったTOPIC。

 これは「日本政府は消費税を上げるべきか?」という問いで、受験者はYesかNoかを選び、その理由を答える必要があります。

 その際、必ずしも税制に関する専門知識が必要な訳ではありません。ですので、「税制に関する知識がないから答えられない」などと心配する必要はありません。

 英検は、あくまでも英語力を測る試験です。よって、ここで必要になるのは、一般的な意見を適切な語句(英語)を用いて述べること、です。

 例えば「消費税の増税は、経済に悪影響を及ぼすだろう」という意見。これは先の質問にNoの立場を取る人の意見ですが、税制に関する専門家でなくても思いつきますよね。

 これを英訳しますと、Raising a consumption tax will have a negative impact on the economy. となります。

 この英文を見る限り、税に関する専門用語は使われていませんよね。強いて言えば、consumption tax「消費税」は用語ですが、これは既にTOPICに出ています。

 このように、英検1級英作文および二次試験では、専門用語ではなく一般語(日常語)を駆使し、一般的な見解を英語で述べることが求められます。

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