英語教員志望者が身に着けたい「3つの能力」とは?


 「オンライン英語教室のUB English」のブログで、これまで再三お伝えしているように、英語教員志望者が身に着けたい「3つの能力」とは、①英語力、②指導力、③コミュニケーション能力です。理想は、これら「3つの能力」をバランス良く身に着けることです。

 どれか一つに長けていて、他が著しく劣るといった形は、望ましくありません。例えば、「ネイティブ並みの抜群の英語力を誇るも、教えるのが下手」というようだと、良い英語教員にはなれません。

 また、英語力や指導力が優れていても、生徒とのコミュニケーションを上手に取ることができないと、生徒との距離を埋めることができません。結果、「良い授業」にはならないはずです。

 或いは、コミュニケーション能力に長け、生徒と良好な関係を築けたとしても、英語力が低いと生徒になめられる可能性があります。また、教え方が拙く、肝心の授業が良くないと、生徒に尊敬されないかもしれません。

 このように、これら「3つの能力」は、英語教員にとって、いずれも欠かすことのできないものだと言えます。また、大きな偏りをなくし、バランスよく身に着けることが肝要です。それには、「不断の努力」と「高い意識」を持つことが重要です。

 そもそも、英語教員を志す時点で、英語には高い興味・関心をお持ちかと察します。ですので、「英語力」に磨きをかけることについては、それほど苦にはならないはずです。自分の教える範囲させ知っておけばいいと考えるのではなく、更なる高みを目指しましょう。

 「指導力」については、日頃から「自分ならどう教えるか」ということを意識しておくことが大切です。例えば、英文を読む時、単に内容を理解して終わらせるのではなく、文法や語法に意識を払い、生徒が抑えるべき項目をチェックするようにしましょう。

 最後に、コミュニケーション能力。これは、言い換えると「聞く力」でもあります。ですので、まずは相手の話にしっかりと耳を傾けること。そして、相手の意思を正確に理解し、求めていることに応える。普段の会話から、その癖を身に着けるようにしましょう。

 「オンライン英語教室のUB English」が開講する「Teacher trainingコース」の「英語教員志望者対象講座」では、英語教員に必要な「3つの能力」を包括的に備えるためのトレーニングを行っております。ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せ下さい。