「英語をやるぞ！」。そう思って、英語教材を購入するも、途中で挫折。かつて、こんな経験をしたことのある方が、私共の生徒には多くいます。恐らく今、このブログをお読みの方の中にも、同じ経験をした方、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
では、何故、多くの方が挫折してしまうのか。その原因をはっきりとさせない限り、恐らく何度も同じことを繰り返すことになるでしょう。その意味で、挫折の原因を究明することは、重要なことだと言えます。
考え得る原因は様々ですが、一つには、「目標設定が明確になっていない」という点が挙げられます。「英語をやろう！」と思うということは、当然、英語力を向上させたいと思っているはずが、どこまでの英語力が必要なのかが明確になっていない。
これは言うならば、ゴールのないレースに参加するようなものです。マラソンなら42.195kmと距離が決まっていて、どんなマラソンであっても、必ずゴールが設定されています。だから、ランナーはそこを目指して走ることができます。
ゴールが設定されている。ここで初めて、具体的な対策を考えることができるようになります。例えば、先のマラソンなら「３時間を切るにはどうすればいいか」といったことを考え、それを実現するための具体的な練習メニューを組むことができるのです。
英語学習も同様で、単に「英語がうまくなりたい」といった思いだけだと、目標がぼやけていて、具体的に何をどうすべきかといった「学習メニュー」を組むことができません。ですから、まずは目標を明確に定めることが重要なのです。
では、どうやって目標を設定すればいいのか。目標はできるだけ具体的に立てる方がいいので、できれば可視化できるものがいいでしょう。言い換えれば、数値化できるもの。例えば「ＴＯＥＩＣ７３０点」とか「英検準１級合格」などです。
そうして、具体的な目標が定まれば、具体的な対策が打ちやすくなります。具体的な英語学習に取り組む前に必要となるのは「現状把握」です。今の英語力がどれ位なのかを正しく把握する。それにはまず、ＴＯＥＩＣの模試や英検の過去問を解いてみることです。
正しく現状把握ができれば、目標達成に必要な英語力（語彙、文法、聴解等）が明確になります。そうすれば、具体的な学習メニューを組むことが可能となり、あとは目標に向かって、迷わず邁進するだけです。これが、英語学習で挫折しないために必要な手立てです。
「オンライン英語教室のUB English」では、学習者個々の状況を見ながら、「現状把握」と「学習メニューの考案」を行っております。そうして、「自主学習」をサポートすると共に、「レッスン」での双方向のやり取りを交えて、生徒の英語力アップをサポート致します。ご興味ある方、お気軽にお問合せ下さい。