「学校英語」を「ビジネス英語」に活かす方法(10)【使役動詞編】


 英語初心者が、仕事で英語を使えるようにするには、どうすればいいのか。まずは、中学や高校で習った、いわゆる「学校英語」を復習し、しっかりとマスターすること。その上で、標準的な英語を使いこなせるようになることです。

 そこで、当ブログでは、『「学校英語」を「ビジネス英語」に活かす方法』と題して、「学校英語」の必須項目を採り上げ、解説しています。本項は、「学校英語」で必ず習う項目の一つである「使役動詞」を「ビジネス英語」に活かす方法を解説していきます。

 英語の「使役動詞」は、make, let, have, getの4種類あります。いずれも目的語を必要とする他動詞です。目的語が「もの」の場合は、その後に動詞の過去分詞形が続きます。以下に例を挙げます。

 A: The printer over there is out of order. B: Then, we need to have it repaired. (A:あそこにあるプリンターは故障しています。B:だったら、修理してもらわなきゃ)。Bの発言に登場する「have」が「使役動詞」で、意味は「~してもらう」です。

 語順は、「使役動詞[have]」+「目的語(もの)[it]」+「動詞の過去分詞形[repaired]」となっています。目的語の「it」は、printer「プリンター」を指す代名詞です。

 では、使役動詞の目的語が「人」の場合はどうか。この場合、「make, let, have」+「目的語(人)」+「動詞の原形」となります。getは、「get」+「目的語(人)」+「to不定詞」の形を取ります。以下に例を挙げます。

 Please let me know if you will be available on September 15.「9月15日にお会いできるかどうかお知らせ下さい」。ここでの「let」は「使役動詞」で、「~させる」の意です。「使役動詞[let]」+「目的語(人)[me]」+「動詞の原形[know]」の形に沿っています。

 もう一つ例を挙げます。I got John to repair the printer this morning. 「今朝、ジョンに例のプリンターを修理してもらった」。got(=getの過去形)は「使役動詞」で、「~してもらう」という意味を持ちます。その後、「目的語(人)」+「to不定詞」が続いています。

 「オンライン英語教室のUB English」の「ビジネス英語コース」の特徴は、「学校英語」をきちんとマスターし、ビジネスの場で「標準的な英語表現」を使いこなせるようになるための練習を行うことです。英語初心者で「ビジネス英語」を習いたい方、お気軽にお問合せ下さい。レッスン内容に関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承ります。