英語正誤問題の勉強法


 大学入試で、英語正誤問題を苦手とする受験生は、決して少なくありません。

 実際、「英語の正誤問題が苦手なんですが、どうすればできるようになりますか?」というご相談をよく頂きます。

 そこで今日は、英語正誤問題の勉強法について、お話をしたいと思います。

 私が考える英語正誤問題の勉強法は、大きく3つあります。

(1)文法書を参考にする

 英語正誤問題を解いた後、丸付けをして終わりにするのではなく、各問題の正答の根拠をしっかりと確認することが重要です。

 そこで、理解が不十分な文法項目については、文法書を見るようにします。例えば、分詞がよくわかっていないのであれば、文法書の「分詞」の項をチェックします。

 文法書には、幾つかの例文が載っていますので、それを参考にするといいでしょう。例文を見ると、「なるほど、こういう使い方をするんだな」と理解が深まります。

(2)英文解析をしてみる

 大学受験用の長文読解に取り組む際、ただ問題を解いて、丸付けして終わりにするのではなく、その後に改めて本文の精読をするといいでしょう。

 その際、内容理解に比重を置くのではなく、英文解析を目的とした精読を行います。つまり、英文の構造を理解するために読む(見る)、ということです。

 例えば、主部と述部を見抜いたり、後置修飾を理解したり、といったことです。そうして見ていくと、「なるほど、英語って、こうなってるんだな」と思えるようになるはずです。

(3)実践問題を数多く解く

 上記2つは「質」を重視した対策ですが、加えて「量」を確保することも重要です。そこで、英語正誤問題の実践問題を数多く解くことを薦めます。

 実践問題を多くこなすと、段々、問題作成者の発問の意図が見えてくるようになります。言い換えると、「正解のにおい」が嗅げるようになる、ということです。

 問題を見た瞬間、「ここ、クサイな」と思えるようになる。こうなればしめたものです。この領域に達するまで、実践問題を多くこなしてみましょう。

 以上が、私の考える「英語正誤問題の勉強法」です。

 私共が運営する「オンライン英語教室のUB English」の「基本英文法」では、英語正誤問題の当校オリジナル問題を多数ご用意し、徹底したトレーニングを行います。

 指導経験豊富な日本人英語講師(英語講師歴20年)が、正答の根拠をわかりやすく、ていねいに解説します。

 レッスンは「完全マンツーマン」なので、わからない箇所があれば、いつでも気軽に日本語で質問ができます。

 英語正誤問題の苦手を克服したい受験生の方、まずはお気軽にお問合せください。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

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