大学受験英語に付き物の英語正誤問題。では、具体的にどんな問題が出るのか。以下に例題を挙げます。
<英語正誤問題の例題>
Some people say that(A) playing sports help(B) us get(C) rid of job-related(D) stress.
この問題文の意味は、「スポーツをすることは、仕事でのストレスを解消する助けになると言う人もいる」です。
まず(A)。このthatは名詞節を作る接続詞で、that以下全体が、本動詞sayの目的語になっています。よって、これはOKです。
次に(B)。that節の中の主語はplaying sports「スポーツをすること」です。動名詞句が主語の場合、単数扱いします。
ですので、helpに三人称単数現在形のsを付ける必要があります。つまり、(B)が正解です。直前の複数名詞(sports)を見て、複数主語だと判断しないようにしましょう。
(C)はhelpの用法がポイントです。helpは「help N V」(NがVするのを助ける)という使い方をします。Vは原形なので、これはOKです。
(D)はjob-relatedで「仕事での、仕事関連の」という意味の形容詞です。N-relatedで「N関連の」という意味の形容詞になります。ですので、これはOKです。
この類の問題。解説を読むと、「あっ、確かに」となると思います。ただ、問題を解いていると、それに気付かない。あるいは、気付くのに時間がかかるという方もおられます。
試験本番では、時間の制約もあるため、素早く気付かねばなりません。それには、この手の類題を数多く解くことが重要です。
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