英語正誤問題の例題


 大学受験英語に付き物の英語正誤問題。では、具体的にどんな問題が出るのか。以下に例題を挙げます。

<英語正誤問題の例題>

Some people say that(A) playing sports help(B) us get(C) rid of job-related(D) stress.

 この問題文の意味は、「スポーツをすることは、仕事でのストレスを解消する助けになると言う人もいる」です。

 まず(A)。このthatは名詞節を作る接続詞で、that以下全体が、本動詞sayの目的語になっています。よって、これはOKです。

 次に(B)。that節の中の主語はplaying sports「スポーツをすること」です。動名詞句が主語の場合、単数扱いします。

 ですので、helpに三人称単数現在形のsを付ける必要があります。つまり、(B)が正解です。直前の複数名詞(sports)を見て、複数主語だと判断しないようにしましょう。

 (C)はhelpの用法がポイントです。helpは「help N V」(NがVするのを助ける)という使い方をします。Vは原形なので、これはOKです。

 (D)はjob-relatedで「仕事での、仕事関連の」という意味の形容詞です。N-relatedで「N関連の」という意味の形容詞になります。ですので、これはOKです。

 この類の問題。解説を読むと、「あっ、確かに」となると思います。ただ、問題を解いていると、それに気付かない。あるいは、気付くのに時間がかかるという方もおられます。

 試験本番では、時間の制約もあるため、素早く気付かねばなりません。それには、この手の類題を数多く解くことが重要です。

 「オンライン英語教室のUB English」の「基本英文法」では、英語正誤問題のオリジナル問題を多数ご用意し、「気付き」を早めるためのトレーニングを行います。

 指導経験豊富な日本人英語講師(英語講師歴20年以上)が「完全マンツーマン」で、わかりやすく、ていねいに指導します。

 英語正誤問題の苦手意識を払拭したい方、まずはお気軽にお問合せください。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

 なお、2022年2月19日(土)、Amazon Kindleで『大学受験英語正誤問題完全トレーニング』を発売します。どうぞご利用下さい!