TOEICによく出る文法問題②


 TOEICの文法問題で正答率を上げるには、TOEICによく出る文法問題がどういうものかを知り、その文法項目を徹底的に学ぶことが重要です。

 では、TOEICによく出る文法問題とは、どういうものか。以下に例題を挙げます。

<サンプル>

Knute Technology (     ) in manufacturing industrial robots has remarkably increased its sales over the past year.

(A) specialize

(B) specialized

(C) specializes

(D) specializing

 この問題文の意味は、「産業用ロボットの製造に特化したKnute Technologyは、ここ1年間、顕著に売り上げを伸ばしている」です。

 選択肢を見ますと、specialize(動詞)の形を問うものだとわかります。specialize in Vingで「Vすることに特化する」という意味になります。

 この問題のポイントは、空所に入るのが「本動詞」かどうか、です。そこで、空所よりも後を見ます。

 そうして見ていくと、has increasedとあります。これが本動詞です。ということは、空所に入るのは本動詞ではない、ということになります。

 よって、原形の(A)と、三人称単数現在形のsが付いた(C)は不可、となります。残り2つは、いずれも分詞です。

 ここで主語(Knute Technology)と目的語(manufacturing industrial robots)の関係を考えますと、Knute Technologyは産業用ロボットの製造に特化している側ですね。特化させられている側ではなく。つまり「能動」なので、現在分詞の(D) specializingが正解です。

 この手の「分詞」の問題は、TOEICにはよく出ます。よって、TOEICの文法問題での正答率を上げるには、分詞の使い方をマスターする必要があります。

 「オンライン英語教室のUB English」の「TOEIC対策」では、分詞など、TOEICによく出る文法項目の習熟度を高めるためのトレーニングを「指導経験豊富な日本人英語講師(TOEIC満点)」が「完全マンツーマン」&「完全オンライン」で行います。

 ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せください。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

 なお、明日[2022年1月22日(土)]、Amazon Kindleで『TOEIC Part5 語法&文法 完全問題集』を発売します。どうぞご利用下さい!