TOEICの文法問題で正答率を上げるには、TOEICによく出る文法問題がどういうものかを知り、その文法項目を徹底的に学ぶことが重要です。
では、TOEICによく出る文法問題とは、どういうものか。以下に例題を挙げます。
<サンプル>
Knute Technology ( ) in manufacturing industrial robots has remarkably increased its sales over the past year.
(A) specialize
(B) specialized
(C) specializes
(D) specializing
この問題文の意味は、「産業用ロボットの製造に特化したKnute Technologyは、ここ1年間、顕著に売り上げを伸ばしている」です。
選択肢を見ますと、specialize(動詞)の形を問うものだとわかります。specialize in Vingで「Vすることに特化する」という意味になります。
この問題のポイントは、空所に入るのが「本動詞」かどうか、です。そこで、空所よりも後を見ます。
そうして見ていくと、has increasedとあります。これが本動詞です。ということは、空所に入るのは本動詞ではない、ということになります。
よって、原形の(A)と、三人称単数現在形のsが付いた(C)は不可、となります。残り2つは、いずれも分詞です。
ここで主語(Knute Technology)と目的語(manufacturing industrial robots)の関係を考えますと、Knute Technologyは産業用ロボットの製造に特化している側ですね。特化させられている側ではなく。つまり「能動」なので、現在分詞の(D) specializingが正解です。
この手の「分詞」の問題は、TOEICにはよく出ます。よって、TOEICの文法問題での正答率を上げるには、分詞の使い方をマスターする必要があります。
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