TOEIC Part5によく出る語法問題②


 TOEIC・Part5では、4つの選択肢に、ある単語の派生語が並んだ語法問題がよく出題されます。以下に、そのサンプルを挙げます。

<サンプル>

The invoice says that the total amount will be 120 pounds, (     ) of value-added tax.

(A) included

(B) including

(C) inclusion

(D) inclusive

 問題文の意味は、「合計金額は、付加価値税込みで120ポンドになると、請求書に書いてある」です。

 空所の前にコンマがあることから、コンマ以降が前の120 poundsを補足的に説明していることになります。

 つまり、本来の形は「~will be 120 pounds, which is (     ) of value-added tax.」だということです。

 このうち、関係代名詞のwhichとbe動詞のisを省略したのが上記の問題文、という訳です。

 ということは、空所には、be動詞(is)の補語となる形容詞が必要になります。よって、正解は、(D) inclusive「~を含めた」です。

 この問題を解くカギは、be inclusive of N「N込みである」という型の知識です。この型を知っていれば、割合すんなりと解けるはずです。

 なお、(B) includingは「~を含めた」という意味の前置詞です。これは、空所の後に前置詞ofがあるので不可です。

 TOEICのスコアを伸ばすには、be inclusive of Nのような「型の知識」を増やす必要があります。

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