TOEIC Part5によく出る語法問題①


 TOEIC・Part5では、語法の正しい知識を問う問題が多く出題されます。では、具体的にどんな問題が出るのか。以下に、語法問題のサンプルを挙げます。

<サンプル>

(     ) the fact she has a lot of experience in sales, Ms. Lister is the most qualified for the position.

(A) Consider

(B) Considered

(C) Considering

(D) To consider

 このサンプルの意味は、「彼女の営業における豊富な経験を考慮すると、その職には、Listerさんが最適です」です。さぁ、答えはどれか。一つずつ見て行きましょう。

 (A) Consider(動詞の原形)を入れると、命令文になります。その場合、後半の節を結ぶ接続詞(andかor)が必要になります。よって、(A)は不可です。

 (B) Considered(動詞の過去分詞形)を入れると、前半部分と後半の節がつながりません。よって、(B)も不可です。

 (D) To consider(不定詞)を入れると、「~するために」(目的を表す不定詞の副詞的用法)という意味になるので、文脈上不可です。

 よって、正解は(C) Consideringです。このConsideringは「~を考慮すると」という意味の前置詞です。

 このように、一見、進行形に見えるものが前置詞として使われるケースは他にもあります。例えば、including「~込みで」やregarding、concerning「~に関して」などです。

 こうした語法の知識があれば、この手の問題は、すんなりと解けます。逆に知らないと、結構考え込んでしまうかもしれません。

 そうなると、時間のロスとなり、リーディングパートを最後まで解き切れなくなってしまいます。それだと、スコアが伸びませんよね。

 そこで「オンライン英語教室のUB English」の「TOEIC対策」では、こうした語法の知識を上積み、早く正確に解ける問題の数を増やすためのトレーニングを「完全マンツーマン」で行います。

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