昨日のブログで、ＴＯＥＩＣ６００点の人と７００点の人との違いは、語彙力にあると述べました。では、ＴＯＥＩＣで７００点を獲るには、どれだけの語彙力が必要なのか。
ＴＯＥＩＣ７００点レベルの語彙力。これは、英検で言えば２級レベルの語彙を完全にマスターしている状態だと言えましょう。
英検２級がどういうレベルかと言いますと、高校卒業レベルです。つまり、ＴＯＥＩＣ７００点というのは、中学・高校で習う英単語を完全に習熟している状態だと言えます。
今、ＴＯＥＩＣのスコアが６００点台で、なかなか７００点の壁を越えられないという方は、一度、英検２級の単語集を見てみられるといいでしょう。
果たして何割の単語を習熟できているか、チェックしてみましょう。なお、ここで言う「習熟」とは、見出し語（英単語）を見た瞬間、訳語を即答できる状態を指します。
もし、英検２級の単語集に載っている英単語のうち、２～３割でも意味を即答できない単語があるとすれば、まずはそこを抑えることからお始めになるといいでしょう。
ちなみに、英検２級の単語集に載っている単語は全て一般語で、特殊な単語はありません。よって、英検だけでなく、ＴＯＥＩＣにも適用できます。
ＴＯＥＩＣのスコアが６００点ちょうどという方が、英検２級の単語集を見ると、意味を即答できない単語が相当数あると思われます。
「この単語、見たことはあるけど、意味が思い出せない」という単語が結構あるのがＴＯＥＩＣ６００点。一方、ＴＯＥＩＣ７００点の人は、意味を即答できる語数が多いはずです。
そこで、ＴＯＥＩＣ７００点を獲るために、英検２級用の単語集に載っている単語の完全な習熟を目指す。
こうした取り組みに加えて、ＴＯＥＩＣの問題を素早く解くためのトレーニングを同時に行う必要があります。
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