ライティングテストで点数を伸ばす方法


 ライティングテストにおいて、評価の対象となるのは、大きく3つあります。①「内容面」、②「構成面」、③「言語面」の3つ。中でも、①「内容面」が最も重要な項目だと言えます。逆に言うと、いかに高い語彙力や、巧みな表現力があっても、内容が薄いと、ライティングテストの点数は伸びないということです。

 内容を濃くするには、良いアイデアを出さなくてはなりません。とはいえ、ライティングテストは、時間に限りがありますので、じっくりと考える余裕はありません。テストが始まり、お題を見る。その際、あるstatementに対して「Agree or Disagree」(賛成か、反対か)を論じるものなら、瞬時にその立場を決め、理由を2~3、挙げたいところです。

 「賛成か、反対か」を決める際、必ずしも自分の本心である必要はありません。本音では賛成でも、「書きやすさ」や「内容の濃さ」などを考慮し、敢えて反対の立場をとる、というのもありです。

 例えば、『ライティングテスト対策(5)<どうやってアイデアを出すのか?>』で挙げた例で言うと、「グローバル化に合わせて、小学校の英語教育を更に充実させるべきだ」というstatementに対して、本音では賛成だとします。

 ただ、『ライティングテスト対策(5)<どうやってアイデアを出すのか?>』でも述べたように、自分にとって「当たり前すぎること」について、その理由を挙げるのは、意外と難しいものです。

 そこで、クリティカルな視点を働かせて「反対」の立場での意見を考える。そうすると、色々とアイデアが出てきて、「かえって、反対の方が書きやすいのでは?」といった思いを抱くことがあります。その場合は、「反対」の立場で書くといいでしょう。本音とは違っても、です。

 「Agree or Disagree」のタイプの問題では、introduction(導入部分)で表面した立場をサポートする理由をbody(胴体部分)で2~3挙げる必要があります。ライティングテストで点数を上げるには、それらの理由が具体的で、内容が濃く、説得力があることが重要です。それをしやすいのは、賛成、反対のどちらか。本音に拘らず、冷静に判断しましょう。

 「オンライン英語教室のUB English」の「英文ライティング添削」では、ライティングテストで点数を伸ばす方法を、様々な角度から指導しております。ライティングテストで点数をアップさせたい方、まずはお気軽にお問合せ下さい。