英語学習で挫折しない方法(2)


 「よし、英語をやろう!」。ある日突然そう思い立ち、書店で英語本を幾つか購入。早速、英語学習に取り掛かるも、3か月後にはしおりを挟んでお蔵入り。すっかり「英語熱」が冷めてしまった。こういった方が時々おられます。

 何故、こうなってしまうのか。この原因は「準備不足」にあります。英語学習に限らず、ものごと全てに共通することですが、好スタートを切り、首尾よく目標を達成するには、周到な準備が欠かせません。

 アスリートにせよ、ビジネスパーソンにせよ、成功者は一様にしっかりと準備を行います。私は英語講師を生業としていますが、授業をするにも準備が必要です。何の準備もせず、いきなり教室に入って行って、良い授業ができるはずがありません。

 英語学習も同じで、単なる「思い付き」では奏功しません。英語学習を実のあるものにするには、「具体的な目標設定」と「正確な現状把握」が必要です。挫折する人の大半が、この二つがきちんとできていないのです。

 そもそも、どの程度の英語力が必要なのか。ここがわかっていない人が多いのです。「留学していた友達のように、英語がペラペラに話せるようになりたい」といった願望をお持ちの方もおられますが、目標を立てるという意味では、やや漠然とし過ぎています。

 ですから、もう少し落とし込む必要があります。例えば、「ちょっとしたおしゃべりだけじゃなく、込み入った話であっても、外国人とほぼ問題なく意思の疎通ができるようになりたい」といった具合です。

 これは、TOEICで言うと、Bランク(730~860点)になります。Bランクに位置する人は、「ネイティブスピーカーの発話速度にも概ね対応できて、且つ応答するだけの語彙力などを備えている」と判断されます。

 もっとも、必ずしもTOEICで点数を獲ることを目標にする必要はありません。先に挙げたTOEICのスコアは、あくまでも目安です。目安があることで、身に着けるべき語彙や文法、リスニング力などが明確になり、学習内容が具体的になります。

 いきなり思い付きで英語学習を始めるのではなく、目標設定を明確にする。その際、漠然としている目標を具体的なものに落とし込む必要があります。そして、目標を可視化する。この段階で悩んでおられる方は、お気軽にご相談ください。 

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