manageの第一義は「~を管理(経営、監督)する」です。お店を管理する人のことをマネージャー(manager)と言いますので、この意味はしっくりきますよね。
しかし、殊、TOEICにおいては、「~を管理する」以外の意味でmanageが使われることがよくあります。以下に例を示します。
Q: Shall I give you a hand?
A: I think I can manage.
これは、TOEIC Part2によく出る会話のやり取りです。質問文は「お手伝いしましょうか?」と申し出ていて、応答文では「なんとかできると思います」と答えています。
つまり、ここでのmanageは「なんとかする」という意味の自動詞だということです。このmanageは助動詞canを伴うことが多いです。
I think I can manage. の他、I can manage by myself.「自分一人でなんとかなる」といった使い方もあります。
もし「manage=管理する」と一単語一訳語式で覚えていると、manageが上記の例文のように使われた場合、文意を即座に理解できないかもしれません。
そうなると、正解の選択肢を選ぶのに時間がかかる上、誤答の確率も高くなります。従って、TOEICのスコアを伸ばすには、英単語の第二義や第三義も覚える必要があります。
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