TOEICによく出るcarryの意外な意味


 carryというと、「~を運ぶ」というのが第一義で、これは皆さんよくご存知かと思います。カタカナ語の「キャリーバッグ」(*英語ではcarry-on bag)でもおなじみです。

 しかし、carryが持つ意味は「~を運ぶ」だけではありません。殊、TOEICにおいては、これとは別の意味で使われることがよくあります。以下に例を挙げます。

Q: Where can I get a kitchen cabinet?

A: Primco carries a wide range of furniture.

 これは、TOEIC Part2の例文です。質問文は「どこで食器棚が手に入りますか?」という意味で、回答は「Primcoでは幅広い家具を扱っています」です。

 つまり、このcarryは「(お店が商品)を取り扱う」という意味で、熟語のdeal inと同義です。

 carryの語源をさかのぼると、car「車」に行きつきます。carryの原義は「荷車で運ぶ」で、そこから現在の「~を運ぶ」の意味になりました。

 「荷車に商品を載せて運ぶ」ということは、その商品を取り扱っているということにもなりますね。そこから「(商品)を取り扱う」の意味も持つようになったと考えられます。

 このように、TOEICでは英単語の意外な意味を問う問題がよく出題されます。よって、TOEICのスコアアップには、英単語を深く掘り下げた語彙力強化が必要です。

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