divideとsplitの違い


 divideとsplit。ともに「~を分ける」や「~を割る」といった意味を持つ動詞です。ではこの2つ、全く同じかと言うと、そうではありません。

 divide、splitそれぞれの動詞が持つニュアンスには、微妙な違いがあります。以下に例文を挙げます。

①The teacher divided the class into small groups.

②A: It’s on me today. B: You don’t have to do that. Let’s split the bill.

 ①の文は「その教員はクラスを小さな班に分けた」です。このように「ある物を複数に分ける」というのがdivideです。

 バースデーケーキ(=ホールケーキ)を家族4人で分ける時などは、まさにこのdivide(divide the whole cake into four pieces)を用います。

 一方、②の文は「A: 今日は僕のおごりだよ。B: そんなことしなくていいよ。割り勘にしよう」です。このように「ある物を半分に割る」というのがsplitです。

 ボウリングで、1投目が真ん中付近に行き、両端のピンが残ってしまうことをスプリットと言います。このスプリットは、まさに英語のsplitから来ています。

 divideとsplitの違い、わかりましたか?この2つは、いずれも英検2級によく出る動詞ですので、英検2級を受験する方は、ぜひ覚えておきましょう。

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