英検のライティングは、内容、構成、語彙、文法の４つの項目で評価されます。このうち、内容や構成は悪くないけど、文法の点数が高くないという方がおられます。
文法の点数が低い方の英文エッセイを見ていますと、ある共通点があります。それは「ミスが多い」という点です。
例えば、可算名詞の単数形の前には、本来、冠詞のaが必要ですが、それが抜け落ちていたり、aの代わりにtheを使ったり、といったことが挙げられます。
こうしたミスが何故起きるのか。考え得る原因は大きく２つ挙げられます。一つは、タイムプレッシャーから来る焦りです。
語彙問題や読解問題を解くのに時間がかかり、ライティングに残された時間があまりないといった状況ですと、焦りからミスを犯しやすくなります。
もう一つの原因は、文法の知識の欠如です。先に挙げた冠詞であれば、どういう時にaを付け、どういう時にtheを付けるのかが、きちんと理解できていない、といったことです。
ですので、英検のライティングで文法の点数を上げるには、大きく２つの対策が必要になります。
一つは、語彙問題や読解問題を速く解くために、語彙力、読解力を養成すること。もう一つは、文法の精度を高めることです。
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