TOEICスコアの伸び悩みへの対処法


 TOEICを複数回受験していると、スコアが伸び悩むことがあります。かく云う私にもありました。そんな時、「いったい、何をどうすればいいのか」と悩んでしまいますよね。本項では、そんな悩みへの対処法を論じて参ります。

 スコアが伸び悩むと、多くの人が「練習不足」を疑います。練習量が足りていないのではないか。そう思って、問題集を買い漁り、問題を解きまくる人がいます。確かに、TOEICのスコアアップを図る上で、練習の絶対量を増やすことは、有効ではあります。

 しかし、単純に「解きまくる」だけでは、思うようにスコアは伸びていきません。そうではなく、もっと「有効な練習」をしなくてはなりません。「有効な練習」とは、つまりは「根拠を伴った練習」です。

 「何故、今、この練習をしているのか」ということを自覚しながら、練習に取り組むことが肝要です。それには、十分な「分析」が必要です。TOEICで着実にスコアを上げていくには、一にも二にも、この「分析」が重要です。

 野球の練習を例にとると、苦手な投手を克服するには、その投手の特徴を分析し、特にどの球種が打てていないかを、打者は知る必要があります。その上で、苦手な球種を打ち返せるよう、打撃練習に励む。これは「根拠を伴った練習」です。

 「打ってやる!」という気持ちだけで、ひたすら打つ練習に励んだところで、苦手投手を克服できるとは限りません。TOEIC対策で言えば、結果を十分に分析せずに、ひたすら問題集を解きまくるのに似ています。

 では、どうやって分析すればいいのか。『TOEIC公式問題集』など、TOEICの模擬試験を解き、どのタイプの問題が解けていないかをよく調べます。そうすると、苦手としている問題のタイプが見えてくるはずです。

 単純に、リスニングよりリーディングの方が低スコアだからという理由で、ひたすらリーディング問題を解きまくるのではなく、リーディングセクションのどのパートが苦手で、且つどのタイプの問題が苦手なのか、というところまでを分析し、把握することが重要です。

 「オンライン英語教室のUB English」の「TOEIC対策」では、生徒個々の状況を詳しく分析し、「根拠を伴った練習」に取り組んで頂きます。TOEICのスコアが停滞し、悩んでいる方、まずはお気軽にお問合せ下さい。