新任英語教員の育成は「育成のプロ」に任せよう!


 今いるベテラン英語教員が、数年以内に定年退職してしまう。だから、英語教員を新たに採用しなくてはならない。ただ、新任英語教員は育成が大変。さて、どうしたものか。こんな悩みを抱える校長先生が少なくありません。

 新任英語教員の採用。これは、単に退職するベテラン英語教員の「穴埋め」という目的だけでなく、組織の新陳代謝を図る上でも、大変重要です。そのことは認識しつつも、育成の負担を考えると、二の足を踏んでしまうというのが、校長先生の本音かと思います。

 実際、新任英語教員の育成の負担は決して小さくはありません。フィンランドなどの教育先進国では、教員教育の態勢が整っており、若手教員の育成は、専門のteacher trainerが担います。しかし、日本では、そうした制度がないため、現場の教員がその役を担います。

 日本の教員(とりわけ小中)の労働時間は、OECD加盟国の中で最長です。今や若者の間で、学校は「ブラック企業」と呼ばれています。「学校の先生」=「長時間労働」というイメージが定着してしまっています。

 事実、現場の先生は、やることが多過ぎます。自身の授業だけでなく、生徒指導や保護者対応、会議への出席や報告書の作成、更には部活動の顧問など、もはや過労死寸前の先生もいるほどです。そんな中、新任英語教員の指導教官まで担わせるのは酷というものです。

 この状況で、現場の英語教員に指導教官を担わせても、十分にその職責を全うさせるのは、物理的に不可能です。現役英語教員が、新任英語教員の教案作成に付き合ったり、授業を見学したり、フィードバックを与えたりするのは、時間的に無理があります。

 また、そもそも現役の英語教員は、「授業のプロ」ではあるものの、「英語教員育成のプロ」ではありません。自分の授業をすることと、新任英語教員に授業の仕方を教えることは、全く別物です。授業をするにはティーチングスキルが必要ですが、育成にも相応のスキルが必要です。

 「餅は餅屋に」と言うように、「英語教員育成は英語教員育成のプロ」に任せた方がいい。自分の仕事で手一杯の現場の教師に、無理に新任英語教員の育成をやらせるよりも、育成は育成のプロに任せた方が、育成の成果が上がりやすいはずです。

 私共「オンライン英語教室のUB English」のTeacher trainerに、新任英語教員の育成をお任せ頂ければ、教案作成や模擬授業、授業見学に、授業後のフィードバックと、新任英語教員に必要な「授業改善サポート」を全てパッケージでやらせて頂きます。ご興味お持ちの校長先生、まずはお気軽にお問合せ下さい。