TOEIC勉強法:もっと辞書を引こう!


 TOEIC対策の一環で、TOEIC用の単語集に取り組む、という方が少なくないようです。その証拠に、書店に行くと、TOEIC用の単語集がたくさん並んでいます。

 TOEIC用の単語集は、TOEICによく出る単語を効率よく学べるという点では、大変優れモノです。

 ただ、TOEICの単語集に載っている英単語を丸暗記しただけで、TOEICのスコアが劇的に伸びるかというと、必ずしもそうとは言えません。では、どうすればいいのか。

 私は「オンライン英語教室のUB English」の「TOEIC対策」を受講する方々に、辞書の多用を薦めています。真の語彙力強化には、辞書の多用が欠かせないと考えます。

 TOEICの問題集を解いた後、解答を見て、丸付けをします。その後、本文を精読し、未知語などを丁寧に拾います。

 その際、日本語訳を見れば、その単語の意味は理解できますが、念のため辞書を引くことをお薦めします。

 その時、語義(単語の意味)を確認するだけでなく、語法にも気を配りたいところです。それには、例文を見るのが一番です。

 辞書には、多くの例文が載っています。例文を見れば、その語がどのような場面で、どう使われるのかがよくわかります。

 辞書に載っている例文の中に、TOEICの問題集で出てきたのと似た文があれば、それは非常に使用頻度の高い表現のはずですので、文ごと覚えてしまいましょう。

 こうした取り組みを通じて、語の表面的な意味だけでなく、語法を含めて、語を深く理解できます。ひいてはそれがTOEICのスコアアップにもつながります。ぜひ、お試し下さい。

 もし、独学でのTOEIC対策に限界を感じておられるようでしたら、お気軽にお問合せください。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

 なお、本日[2023年4月22日(土)]、Amazon Kindleで『文で覚えるTOEIC頻出表現』を発売します。どうぞご利用下さい!