英検1級の時間配分


 英検1級一次試験の試験時間は、筆記試験が100分、リスニングが約35分、合計約135分(2時間15分)です。

 このうち、筆記試験100分をどう使うかは、受験者の任意です。よって、時間配分が極めて重要になります。ちなみに、私が推奨する時間配分は以下の通りです。

<英検1級一次試験(筆記試験100分)の時間配分>

大問1(25問) :15分(1問0分36秒)

大問2( 6問) :15分(1問2分30秒)

大問3(10問) :35分(1問3分30秒)

作文       :25分(発案3分+書き20分+見直し2分)

L1先読み    : 4分

L2先読み    : 6分

合計       :100分

 筆記試験の合計時間は100分ですが、敢えて10分早く終わらせ、その時間をリスニングの選択肢の先読みに充てます。

 なぜなら、リスニングは、事前に選択肢の内容が頭に入った状態で聞くのと、そうでないのとで、正答率が大きく変わってくるからです。

 事実、私の生徒さんでも、選択肢を先読みした状態で聞くと、正答率が顕著に良くなる傾向があります。

 ですので、筆記試験は、実質90分間だと考えます。90分間で、語彙、読解、作文をこなすとなると、上記のような時間配分が妥当ではないかと思います。

 こうして見ますと、決して時間に余裕がある試験ではないことがわかります。それだけに、語彙の習熟を極限まで高め、英文を読むスピードを高める必要があります。

 また、ライティングも、じっくり考えて書く暇はありません。瞬時にアイデアを出し、テンポよく書き進めて行かねばなりません。

 一旦書き始めたら、途中で筆を止めることなく、書き上げたいところです。それだけに、最初の「発案」の3分間で、如何に書く内容を頭の中でまとめられるかが鍵を握ります。

 「オンライン英語教室のUB English」の「英検1級対策」では、語彙を習熟し、読解問題を早く解き、ライティングをスムーズに書けるようになるためのトレーニングを「完全マンツーマン」で行っております。

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