IELTSスピーキングテスト対策(パート3のポイント)


 IELTSスピーキングテストは、3つのパートに分かれています。このうち、最後のパート3は、様々な話題についての意見を述べるディスカッションです。

 パート1は、個人の習慣や好みなど、身近な話題が取り上げられるのに対して、パート3は、社会問題など、意見が分かれるような話題が多く扱われます。

 それだけに、パート1と比べて、より論理的な意見が求められます。その意味で、IELTSライティングテストのタスク2に少し似ています。

 もちろん、分量は、ライティングタスク2ほど、長くする必要はありません。ライティングタスク2の内容をコンパクトにまとめたものが、スピーキングパート3です。

 答えの長さは、だいたい3~4センテンスで、50ワード前後がちょうどいいところかと思います。以下に、例題とその回答例を挙げます。

(例題)

Do you think people today rely on technology too much?

(回答例)

Yes. Nowadays, almost everyone has a smartphone and uses it on a daily basis. They use it for finding some information, buying something, contacting someone, and so on. It is so convenient that some people use it for many hours a day and even get addicted to it.

(48 words)

(例題の訳)

あなたは、現代人はテクノロジーに頼りすぎていると思いますか?

(回答例の訳)

はい。昨今、ほぼ全員、スマートフォンを持っていて、日常的にそれを使っています。情報を検索したり、何かを買ったり、誰かに連絡をしたりするなどのためにそれを使っています。それがあまりにも便利なため、中には何時間もそれを使い、中毒になる人さえいます。

 質問にあるtechnologyというのは、少し大きな言葉ですよね。ですので、意見を述べる際は、少しそれを狭めた方が答えやすいはずです。

 そこで、回答例では、smartphoneを例に挙げています。そして、そのスマホの用途に関する具体例を挙げ、スマホへの依存度の高さを示しています。

 このように、大きな質問に対して、回答では少し狭めること。加えて、それに関連する具体例を挙げること。これが、IELTSスピーキングテスト・パート3のポイントです。

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