英検は学習指導要領に準拠しており、学校で習った内容がある程度、英検の問題にも反映されています。
英検準2級は「高校中盤レベル」。つまり、高校1~2年生までに習う語彙や文法などが多く出題される、ということです。以下に例題を挙げます。
(例題)
Matt was born and grew up in the countryside, so he is not used ( ) in a large city.
1. live 2. living 3. to live 4. to living
この問題文の意味は、「Mattは田舎で生まれ育ったので、大都市に住むことに慣れていない」です。
この問題で正答するには、「~に慣れている」という意味の熟語be used toの用法を知っておく必要があります。
be used toのtoは前置詞です。よって、その後に動詞を置く場合は動名詞にします。つまり、be used to Ving「Vするのに慣れている」という形をとる、ということです。
よって、正解は「4. to living」です。
このbe used to Vingと混同しやすいのが、used to V「かつてはVしていた」です。used toの後には動詞の原形を置きます。
例えば、David used to work for a trading company, but he is a farmer now.「Davidは、かつては貿易会社に勤めていたが、今は農夫である」といった使い方をします。
be used to Ving「Vするのに慣れている」とused to V「かつてはVしていた」。見た目が似ているので混同しやすいですが、区別して覚えるようにしましょう。これらはいずれも英検準2級でよく出る熟語です。
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