英検3級では、theater「劇場」やmuseum「博物館」など、具体的な「もの」の名詞が多かったので、比較的覚えやすかったかと思います。
ところが、英検準2級になると、「行為」を表す名詞などが増え、少し覚えにくくなります。では、具体的にどんな名詞が英検準2級の問題に出るのか。以下に例題を挙げます。
(例題)
A: Excuse me. Can I make an ( ) with Dr. Wilson sometime this afternoon?
B: I’m afraid she is not available all afternoon today.
1. appointment 2. environment 3. impression 4. opportunity
さて、空所にはどれが入るか。
この問題のヒントは、空所の前にある動詞makeです。make an ( ) with Nで「Nとの( )を取る」となります(*N=名詞)。
4つの選択肢の意味は、それぞれappointment「予約」、environment「環境」、impression「印象」、opportunity「機会」です。
このうち最も相応しいのは、appointment「予約」です。make an appointment with N「Nとの予約を取る」という形を覚えておきましょう。
例題の文の意味は、以下の通りです。
A: すみません。今日の午後のいつか、Wilson先生との予約を取れますか?
B: あいにく彼女は今日の午後、ずっと空きがありません。
「予約」を意味する英単語はappointmentの他、reservationもそうです。reservationも英検準2級によく出る名詞です。
appointmentは「人」との「予約、約束」を意味するのに対して、reservationは「(ホテルやレストランの)予約」を意味します。
appointment、reservation、environment、impression、opportunityと、いずれも英検準2級によく出る名詞で、こうした綴りの長い単語が3級よりも多くなります。
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