英検２級大問１では、単語、熟語に加え、構文の知識を問う問題が出題されます。以下に例題を挙げます。
( ) I have recovered from my knee injury, I can play football with my classmates.
1. Even if 2. In case 3. Now that 4. So that
まず、選択肢の意味を確認しますと、Even if「たとえ～だとしても」、In case「～の場合に備えて」、Now that「今や～だから」、So that「～するために」です。
次に文の意味を考えます。前半の節は「ひざのケガから回復した」、後半の節は「クラスメートと一緒にサッカーができる」です。
この文脈に合う接続詞は、３のNow thatです。文意は「今やひざのケガから回復したので、クラスメートと一緒にサッカーができる」です。
このNow thatは「～だから」という理由を表す接続詞で、BecauseやSinceに近い意味を持ちます。例題のように、文頭に置くことが多いです。
また、Now thatの後に現在完了形（have＋動詞の過去分詞形）が続くことが多いのもNow thatの特徴の一つです。
このNow thatは、高校英語の範疇なので、覚えておくと、英検２級のみならず、大学入試にも役立ちます。
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