「There is no Ving.」という英語構文


 「There is no Ving.」という構文を皆さんご存知ですか?これは高校英語で習う構文です。以下に例文を挙げます。

 I haven’t seen him since he retired, so there is no telling where he is now.

「彼が退職してから会っていないので、彼が今どこにいるのかを知ることはできない。」

 このように、「There is no Ving.」は「Vすることはできない」という意味の構文です。これは「It is impossible to V.」と同義です。

 英検2級やTOEICで、この構文の知識を問う問題が、リスニング(会話文)で出ることがあります。

 例えば、男女の会話の中で、男性が「I haven’t seen Andrew for ages.」(Andrewに長い間、会ってないよ。)と発言したとします。

 その後、女性が「Neither have I. There is no telling where he is now.」(私も。彼が今どこにいるかわからないわ。)と言ったとします。

 そして、この会話文の質問がWhat is one thing that the woman says?「女性が言ったことの一つは何か?」だとします。

 この時、正解の選択肢では、The whereabouts of Andrew is unknown.「Andrewの居場所はわからない」などと言い換えられます。

 このように「There is no Ving.」は、英検2級によく出る構文ですので、英検2級を受験する方は、ぜひ覚えておきましょう。

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