英検３級の大問１によく出る英単語は、いわゆる日常語がメインです。ですので、日常会話でよく用いる単語が多く、覚えるとすぐに使えます。
それだけに、「英検３級に受かるため」というだけでなく、今後、英語を使ってコミュニケーションをとるという目的のためにも、英検３級の単語はしっかりと覚えたいものです。
とはいえ、単語の数は決して少なくありません。ですので、覚えるのに苦労する英語学習者が少なくありません。実際、生徒さんから「どうすれば単語を覚えられますか？」と聞かれることもしばしばあります。
そこで私は「単語の語源を知り、その単語が持つ意味合いをイメージすること」を薦めています。例えば、英検３級の大問１によく出る英単語の一つに、deliverという単語があります。これは「～を配達する」という意味の動詞です。
さて、このdeliver。語源を見ますと、「接頭辞de-（＝解放）」＋「語幹liver（＝自由）」という語の成り立ちをしています。
つまり、「自由解放する」というのがdeliverの原義（元々の意味）だということです。「ピザの宅配」は、配達員が手に持っているピザの箱を手放して、お客に渡しますよね。
deliverには「～を配達する」の他、「演説をする」や「子供を産む」といった意味もあります。いずれも、「解き放つ」といった意味合いがありますよね。
ちなみに、ニューヨークの「自由の女神像」のことを英語では、the Statue of Libertyと言います。Liberty「自由」の語源はdeliverと同じ「liver[liber]（＝free「自由」）」です。
「オンライン英語教室のUB English」の「英検３級対策」では、英検３級の大問１によく出る英単語の知識を定着させるための様々なサポートを行っております。
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