ＴＯＥＩＣで高得点をマークする人たちには、ある共通点があります。それは、「言い換え」をすばやく見つけることができる、という点です。
ＴＯＥＩＣの難関と言えば、リスニングのパート３、４およびリーディングのパート７ですが、この３つのパートに共通するのが「言い換え」です。
つまり、本文中にあるキーセンテンス（答えの核心部分）を別の表現で言い換えた選択肢が正解になる、ということです。
例えば、パート３の問題で正解するには、会話文にあるキーセンテンスを確実にキャッチし、それを別の表現で言い換えた選択肢と瞬時にマッチングさせる必要があります。
このマッチング作業には、「リスニング力」そのものに加えて、必要な情報とそうでないものとをかぎ分ける「情報処理能力」が求められます。
また、キーセンテンスと選択肢の意味を正確に理解するには「語彙力」も必要です。更に、キーセンテンスと正解の選択肢を瞬時にマッチングさせる「瞬発力」も必要です。
同じことがパート７にも言えます。パート７では、聴解力の代わりに「読解力」が必要になります。
つまり、ＴＯＥＩＣで高得点をマークするには、言い換えに強くなる必要があり、それには、先に挙げた５つの力を磨く必要がある、ということです。
ＴＯＥＩＣで高得点を取る人は、この５つの力（聴解力、読解力、語彙力、情報処理能力、瞬発力）を有しています。
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