英検準1級によく出る熟語


 英検準1級大問1は合計25問。そのうち21問が単語で、4問が熟語です。4つの熟語問題は、いずれも句動詞が出題されます。

 句動詞とは、動詞と前置詞(または副詞)がくっついて、一つの動詞になっているものです。

 例えば、hold back「(感情)を抑える」やrule out「(可能性)を排除する」など。これらは、いずれも英検準1級によく出る熟語です。

 これらの熟語(句動詞)、字面から、何となく意味を類推できますよね。

 例えば、hold backの場合、湧いてくる怒りの感情を抑え(hold)、表に出ようとする感情を後ろへ(back)引っ張っているイメージです。

 次にrule out。ruleには「ルール(規則)」という意味の他、「標準、基準」といった意味もあります。基準(rule)の外側(out)に置く、つまりは「排除する」です。

 この他、kick in「(薬が)効き始める」という句動詞も、英検準1級によく出る熟語の一つです。薬が体の中(in)で、病原体を蹴り始める(kick)イメージです。

 このように、英検準1級によく出る熟語には、2つの共通点があります。1つは、句動詞(2語熟語)。もう1つは、字面から意味を類推しやすいものです。

 英検準1級では、熟語問題は、たった4問しか出ません。単語と比べ、圧倒的に数が少ないので、対策し甲斐のない箇所ではありますが、先に挙げた2つの条件に的を絞れば、案外、学習しやすいかもしれません。

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