英単語が覚えられない?


 「英単語が覚えられない」と嘆く方がいます。当のご本人は「十分やった!」とお思いなのでしょうが、私から見ますと、多くの場合、取り組みが十分とは言えません。

 単語の覚えについては、記憶力やIQ、語学への適性(センス)なども多少は影響しますが、それらが主たる要因ではありません。

 むしろ、学習者の取り組みそのものに原因があると考えます。なぜなら、単語の習熟度は、結局のところ、かけた時間に比例するからです。

 端的に言えば、単語に長く時間をかければ、その分、覚えが良くなるということです。つまり、「単語が覚えられない」と嘆く方は、単語に割く時間が不十分だということです。

 単語集を使って語彙の増強を図る際、まずは見出し語(英単語)と訳語(日本語)を両方目にします。その後、訳語を赤セルで伏せるなどして、脳に記憶を促します。

 これを何度も、何度も繰り返す。単調な作業の連続ですが、これを淡々と遂行できるかどうかが、成否の鍵を握ります。

 トップアスリートの多くが、型を身に着けるために、反復練習を何百、何千、何万と行うと言います。それを飽きずにできる人が成功への切符を手にします。

 英語も同じです。英語力を伸ばすには、語彙力を伸ばす必要がある。その語彙力を伸ばすには、単語の暗記を何度も繰り返し行う必要があります。

 英語のできる人は皆、その地道な作業をやってきています。だから、「単語が覚えられない」と嘆くのではなく、「覚えるまでやり続ける!」といった姿勢で臨みましょう。

 挫折しそうになったらご相談下さい。「オンライン英語教室のUB English」の「英語力強化コース」では、語彙力強化のための様々な取り組みを行っております。

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