よく「中学英語」や「高校英語」という言い方をしますが、この2つは果たしてどう違うのか。
例えば、長文。当然ながら、高校英語の方が、文が長く、また語彙も難しくなります。ここで、急激にレベルが上がり、ついていけなくなる生徒が何人かいます。
この他、文法面でも、幾つか違いがあります。例えば、仮定法。中学でも習う文法項目ですが、高校では、より複雑な構文を学びます。
例えば、仮定法過去と仮定法過去完了。前者は、現在の事実に反する内容を述べるものであるのに対し、後者は、過去の事実と異なる内容を表す際に用います。
①If I were you, I would stay here
もし私があなたの立場だったら、ここにとどまるだろう。
②If I had studied harder, I could have passed the exam.
もっと勉強していたら、試験に受かっただろうに。
①は仮定法過去の文で、中学で習う文法項目です。一方、②は仮定法過去完了の文で、高校英語の領域です。
②を習うには、①のベースが必要です。つまり、高校英語は、あくまでも中学英語の延長線上にあるものだと言えます。
その意味で、まずは中学英語をきちんとマスターすることが、英語力を着実に伸ばすためのカギだと言えます。
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中学英語を一通りおさらいし、英語の基礎をしっかりと固めます。その上で、高校英語にもチャレンジしていきます。
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