可算名詞と不可算名詞の区別の仕方


 英語には、一個、二個と数えられる名詞(可算名詞)と、そうでない名詞(不可算名詞)とがあります。

 例えば、apple(りんご)やchair(いす)などは可算名詞なので、複数ある場合は語尾にsが付きます(*apples、chairs)。

 一方、fruit(果物)やfurniture(家具)などは不可算名詞です。なので、two furnituresなどとはできません。

 では、可算名詞と不可算名詞は、どう区別すればいいのか。

 先の例で言うと、appleは可算名詞だけれども、fruitは不可算名詞でしたね。また、chairは可算名詞だけれども、furnitureは不可算名詞でした。

 つまり、appleやbanana(バナナ)など、個々の果物は可算名詞だが、fruitという果物全体の総称は不可算名詞だということです。

 同じく、chairやbed(ベッド)など、個々の家具は可算名詞だけれども、furnitureという家具全体の総称は、やはり不可算名詞です。

 ちなみに、appleやbananaは「果物」ですが、もっと大きな括りで言うと「食べ物」ですよね。「食べ物」を意味するfoodも、やはり不可算名詞です。

 可算名詞と不可算名詞。日本語にはない概念なだけに、習得には大きな労苦が伴います。でも、きちんとマスターしないと、英語を書いたり、話したりする時、「えっと、この名詞には冠詞のaが付くのかな?」などと、いちいち迷わなくてはなりません。

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