TOEIC Part3,4よりPart1,2の方が難しいと感じる理由


 TOEICのリスニングは4つのパート[Part1: 写真描写問題(6問)、Part2: 応答問題(25問)、Part3: 会話問題(39問)、Part4: 説明文問題(30問)]で構成されています。

 このうち、一般的には、Part1,2が易しく、Part3,4が難しいとされています。しかし、中には、Part3,4の方がむしろ得意で、Part1,2を苦手とする学習者もいます。

 この原因は、問題形式にあると考えられます。Part3,4は、問題用紙に質問文と選択肢が書かれていて、事前にそれらに目を通すことができます。

 予めどんな話題かを想定できる上、何が問われるかを事前に把握できるので、Part3,4では、ポイントを絞って聞くことができます。

 よって、多少聞き逃したところがあったとしても、答えの核心部分さえ聞き取ることができれば、正解の選択肢を選ぶことができます。

 一方、Part1,2は、それぞれ短文ではあるものの、きちんと聞き取ることが求められます。また、特にPart2は、問題用紙にヒントとなるものがないので、難しいと感じるのです。

 では、Part1,2の苦手を克服するには、どうすればいいのか。

 Part1,2では、一言一句正確に聞き取るのではなく、それぞれの文の主旨をつかむことが肝要です。

 例えばPart1なら、登場人物の行動です。細部はともかく、何をしているところかを理解すること。Part2は、質問文の主旨(どこ?誰?など)をつかむことが何より重要です。

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