英検を主催する日本英語検定協会は、英検５級のレベルの目安を「中学初級程度」としています。つまり、中学１年生で習う語彙や文法の知識が問われる、ということです。
ですので、英語を習い始めたばかりの小中学生や、一から英語を学び直したい方が、力試しで受けるのに最適の試験と言えます。
では、英検５級に合格するには、どんな知識が必要なのか。以下に例題を挙げます。
＜英検５級例題＞
A: Do you eat sushi, John?
B: Yes, I do, but my wife ( ).
1. aren’t 2. doesn’t 3. don’t 3. isn’t
この会話文の意味は、以下の通りです。
A: ジョン、あなたはお寿司を食べますか？
B: はい、でも私の妻は食べません。
空所の前のmy wife「私の妻」を代名詞一語に置き換えるとshe「彼女」（＝三人称単数）です。また、後に続く動詞はeat「～を食べる」（＝一般動詞）です。
よって、正解は2. doesn’tです。don’tは、主語が三人称単数以外のもの（I, you, we, they）に使います。aren’tとisn’tは、いずれもbe動詞の否定形なので、ここでは不可です。
これは、中学１年生で習う英語の文法項目です。英検５級に合格するには、この辺りをしっかりと習熟する必要があります。
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