一生懸命勉強に取り組み、TOEICを受験するも、スコアが前回よりも落ちたとなると、すごくショックですよね。
かく云う私にも、その経験があります。もう、腹が立つやら、悲しいやらで、何もする気が起きなくなってことを覚えています。
しかし、ここで「や~めた!」としてしまうと、それ以上の向上はありません。そこで成長が止まってしまいます。
TOEICのスコアダウン。それは「今までのやり方じゃダメだよ。勉強の仕方を変えなよ」ということを私たちに教えてくれている。そう捉えるべきでしょう。
例えば、これまで「量重視」の勉強をしてきたとします。具体的には、TOEIC用の問題集を次々にこなしていく、といったことです。
この方法。確かに、TOEICの出題傾向をつかむという目的では、理にかなっています。しかし、その一方で、インプットの量が増えにくいという欠点もあります。
「問題を解く」というのは、これまで培ってきた知識を全て吐き出す行為です。つまり、アウトプットの作業です。
「問題集を矢継ぎ早にこなす」というのは、アウトプットだけをやっている、ということになります。つまり、新たな知識の上積みがない状態が続いている、ということです。
TOEICのスコアは、今まで解けなかった問題が解けるようになって、はじめてアップします。逆に言うと、知識量が同じだと、TOEICを何度受けてもスコアは同じです。
あるいは、少し問題の難度が上がったり、他の受験者の実力がアップしたりすれば、自身のスコアは、むしろ下がることになります。
そう、TOEICのスコアダウンは、知識量が増えていないことを我々に教えてくれている、という訳です。
ですので、TOEICのスコアが落ちた時にすべきことは、知識量を上積むことです。これまでの学習法を改め、「質重視」の取り組みを進めるべきでしょう。
具体的には、これまでこなしてきたTOEICの問題集を改めて見直し、精読する。そして、知らなかった単語やフレーズをノートに書き留め、それを徹底的に覚えることです。
実際、私共が運営する「オンライン英語教室のUB English」の「TOEIC対策」の受講生の方には、問題を解きっぱなしにはしないよう、口酸っぱく申しております。
自主学習で「知識の上積み」を図る。加えて、レッスンでも、TOEICのスコアアップに必要な知識と解法を身に着ける。
こうした「ダブルの取り組み」を進めることで、最短距離での目標スコアの到達を目指します。
ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せください。レッスン内容などに関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。
なお、2022年2月26日(土)、Amazon Kindleで『TOEICによく出る動詞の使い方』を発売します。どうぞご利用下さい!