IELTSスピーキングのバンドを伸ばすには何をすればいいのか?


 IELTSスピーキングのバンドを伸ばすには何をすればいいのか。これについては、できることがたくさんありますが、中でも重要だと思われることを3つ挙げたいと思います。

(1)IELTS用の練習をする

 IELTSスピーキングは、あくまでもスピーキングの能力を測るテストであって、英会話ではありません。よって、IELTS用の練習をする必要があります。

 ですので、IELTSの問題集などを使って、ひたすら「問われたことに対して忠実に答える」練習を繰り返します。ここが、英会話との大きな違いです。

 英会話の場合、相手の質問に答えるだけではなく、そこから話が横道に逸れることもしばしばあります。また、こちらから相手に質問することもあります。

 そうしたノリでIELTSスピーキングに臨むと、思うようにバンドは上がらないはずです。あくまでも「問われたことに対して忠実に答える」ことに徹するべきです。

(2)使える表現を増やす

 IELTSスピーキング・パート3では、社会的な話題が取り上げられ、それに対して自分の意見を述べる必要があります。

 その際、言いたいことがあっても、それを英語でどう表現すればいいのかがわからないと、スムーズな発話ができなくなってしまいます。

 ですので、いろんな分野の用語や表現方法を覚えておくといいでしょう。例えば、環境問題であれば、global warming「地球温暖化」やcarbon dioxide emissions「二酸化炭素の排出」などです。これらは、リーディング問題のarticleや、ライティングの模範解答などを参考にするといいでしょう。

(3)聞きやすい話し方を意識する

 試験となると、どうしても緊張して、ついつい発話速度が速くなりがちです。そうなると、発音が不明瞭になる恐れがあります。

 それだと、せっかく良い答えを出していても、相手(試験官)に十分伝わらず、高い評価が得られない可能性があります。

 もっとも、「ネイティブスピーカーのような発音を目指せ!」という訳ではありません。そうではなく、相手にとって聞きやすい話し方を心掛ける、ということです。

 それには、意図的に「ゆっくり、はっきり」話すことが重要です。日頃の「IELTS対策」では、そのことを意識した練習をするといいでしょう。

 以上、簡単ではありますが「IELTSスピーキングのバンドを伸ばすには何をすればいいのか?」について回答させて頂きました。

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