英語教師の英語勉強法①(資格試験対策のすすめ)


 英語教師の仕事は、生徒の英語力を伸ばすこと。とはいえ、英語教師自身も、自らの英語力に磨きをかける必要があります。そうでないと、教えられる範囲が広がりません。

 それ故、生徒に「勉強しろ!」と言うだけでなく、英語教師自身も英語の勉強をしなくてはなりません。

 ただ、多くの英語教師が、授業やその準備、生徒対応等で多忙な日々を過ごしていて、なかなか自分の英語力を伸ばすための勉強に時間を割けていないというのが実情です。

 そんな中、何をどうすればいいのか。これ、多くの英語教師の悩みの一つでもあろうかと思います。

 できることは色々とあります。と言うよりもむしろ、あり過ぎて悩む位です。そこで、私が忙しい英語教師の先生方にご提案するのが、資格試験対策です。

 具体的には、英検やTOEIC、TOEFLやIELTSといった英語の資格試験の活用です。

 毎日、TED Talksを見る。あるいは、英字新聞を読む。これもいいでしょう。ただ、先に確たる目標がないと、忙しさを理由に「全くやらない日」を作りがちです。

 その点、資格試験の場合は、試験日が決まっているので、良い意味での強制感が生まれます。また、目標立てた勉強がしやすくなります。

 例えば、英検1級にチャレンジしようという時、試験日から逆算すると、1日にどれだけの単語を覚えなくてはならないかというのが明確になります。

 そうなると、「今日はこのページの単語を完璧になるまで覚えよう!」とか「明日はこのページをやろう!」などと、やるべきことが具体的になります。

 このようにして、忙しい英語教師の先生方は、たとえ少量であっても、毎日コンスタントに英語の勉強を続けることを優先した方がいいと思います。

 この時、余裕があれば、単語の語源などを調べ、授業で使えそうなネタ探しをするといいでしょう。棒暗記よりも、教えることを意識した学びの方が、頭に残りやすいからです。

 ぜひ一度、お試しください。今日、このブログでご紹介した内容は、英語教師の英語勉強法のごく一部にすぎません。他にも、できることはたくさんあります。

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