TOEFL iBTライティング・Independent Taskでの具体例の出し方


 TOEFL iBTライティングテストのIndependent Taskでは、自分の意見をサポートすべく3つの理由を挙げる必要があります。

 その3つの理由をエッセイのBody(主要部)で書きます。その際、具体例を挙げながら説明できると、内容面での評価がアップします。

 そこで今日は、具体例の出し方について論じていきたいと思います。以下に2021年12月20日のブログで取り上げた例題を使って、具体例の出し方を説明します。

(例題)College students should spend more time on work experience than on study. Do you agree or disagree with the statement?

「大学生は、勉学より職業経験にもっと多くの時間を費やすべきだ。あなたは、この主張に賛成ですか、それとも反対ですか?」

 このお題に対して、agree「同意(賛成)する」と答えるとします。その場合の理由を3つ、昨日のブログで挙げました。そのうちの1つが以下のものです。

First, college students can learn more through practice.

「第一に、大学生は実践を通じてより多くを学ぶことができる。」

 これは、Body1のTopic sentence(論旨説明文)。これだと話の幅が広すぎるので、この後に、以下のような具体例を挙げ、話の幅を狭めていきます。

<Example>

For example, a medical student can see what doctors actually do for their patients at a hospital by doing an internship.

「例えば、医学生はインターンシップをすることで、病院で医師が患者に対して実際に行っていることを見ることができる。」

 Topic sentenceではcollege students「大学生」としていたのを、Exampleではa medical student「医学生」と、幅を狭めています。

 また、Topic sentenceでthrough practice「実践を通じて」としていたのを、Exampleではby doing an internship「インターンシップをすることで」と具体的に述べています。

 このように、Topic sentenceで使った「幅の広い表現」をExampleで「幅の狭い表現」に言い換える。

 こうした論理の展開ができると、より論理的なエッセイとなり、内容面での評価もアップします。

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