TOEICで800点を獲るには、リーディングセクションで360~370点を獲る必要があり、75~80%の正答率が必要だと、一昨日のブログで述べました。
こうした目標を達成する上で課題となるのが「スピード」です。とにかく、TOEICは速く解かねばなりません。
例えば、Part5は、1問平均20秒ペースで解き、30問を10分で解き終える必要があります。そうでないと、Part7の問題を解く時間が足りなくなってしまいます。
1問20秒。とてつもなく短い時間に思えるかもしれませんが、Part5の大半は「知識問題」なので、知識があれば即答できるパートです。
知っていれば直ぐに解けるし、知らなければいくら考えてもムリ。いずれにせよ、Part5は、速く解けるパートです。
語彙問題では、空所の前後やその他の箇所に、必ずヒントとなる語句があります。例えば、選択肢に副詞が並んでいて、主語と動詞の間に空所があるとします。その場合、空所直後の動詞との「相性」の良い副詞を選びます。
この類の問題は「この副詞は、この動詞とセットで使われることが多い」といった知識があれば即答できます。また、単に速いだけでなく、正答できる確率も高くなります。
このように、即答し、かつ正答する問題を如何に増やすかが、TOEICのスコアアップの鍵を握ります。
では、どうすればいいのか。
単語集などを使って単語を覚える際、必ず例文とセットで意味を覚えるようにします。そうすると、対象語彙との相性の良い語句を覚えることができます。
この他、TOEICの問題集を解き終えた後、復習する際、問題文を精読(一言一句詳しく読む)し、「副詞+動詞」や「形容詞+名詞」など、語の相性をチェックします。
こうして、意味を知っている語の数を増やすと共に、語法(語の使われ方)の知識も同時に増強していきます。
こうした学習は、Part5の対策だけでなく、リーディングセクション全般においても有効なものとなり得ます。
Part7は、素早く答えを見つける必要があるパートですが、その鍵を握るのは、結局のところ語彙の知識です。
語彙の知識が増えれば、読む速度および精度がアップし、Part7の正答数も自ずと増えていくはずです。
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