自動詞と他動詞で意味が異なる動詞


 自動詞と他動詞の区別。これは、綴りを見ただけでは判断がつかないため、「この動詞は自動詞」、「これは他動詞」という具合に、それぞれの動詞を個別に覚えていく他ありません。

 ただ、中には、自動詞、他動詞、両方の機能を持つ動詞もあります。例えば、昨日のブログで取り上げた例題の選択肢にあったargueという動詞。

 argueは、自動詞としては「言い争う」、他動詞としては「~を主張する」という意味がある、と昨日のブログで述べました。

 このように、一つの動詞でも、自動詞としても、他動詞としても使える動詞があり、またそれぞれで意味が異なる動詞が幾つかあります。

 例えば、run。これは「走る」という意味であることは、皆さんご存知かと思います。「走る」という意味では、自動詞です。

 この他、runには「~を運営する」という意味もあり、この意味では他動詞です。よって、runの直後に「~を」に相当する目的語が続きます。

 例えば、She runs her own café. という文。この文の意味は、「彼女は自身のカフェを経営している」です。

 もう一つ例を挙げると、meetも自動詞と他動詞で意味が異なる動詞です。meetというと、「~に会う」という意味があることは、恐らく皆さんご存知かと思います。

 この「~に会う」という意味では他動詞です。この他、meetには「集まる」という意味があり、これは自動詞です。

 例えば、The board members will meet on Thursday afternoon. という文。この文の意味は、「役員会のメンバーは、木曜日の午後に集まる予定だ」です。

 argueやrun、meetなど、自動詞と他動詞で意味が異なる動詞は、他にもたくさんあります。

 これらを全て完璧に頭に叩き込むことは、ほぼ不可能かと思います。それだけに、使用頻度の高いものから優先的に覚えるようにしたいところです。

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