自動詞と他動詞ってどう違う?


 「動詞には自動詞と他動詞がある」という話、聞いたことはあるけど、あんまり違いがよくわからない、という方もおられるのではないでしょうか。

 そもそも、自動詞と他動詞ってどう違うのか。今日はそれを説明したいと思います。

 「自動詞」とは、読んで字のごとく自分一人でやっていける動詞のことです。

 例えば、He is sleeping.「彼は眠っている」という文。この文の主語はHeで、動詞はsleepです。sleepの後には何も語句はなく、文が成立しています。よって、sleepは自動詞です。

 一方、「他動詞」とは、他人(=目的語)の助けがないとやっていけない動詞のことです。

 例えば、He is eating dinner.「彼は晩ごはんを食べている」という文。この文の主語はHeで、動詞はeat。そして、その後にdinnerという目的語があります。よって、eatは他動詞です。

 もし、He is eating. と言うと、どうか。「彼は食べている」という意味になりますが、これを聞いた人は恐らく、「え、何を食べてるの?」と思うことでしょう。

 そう、この「何を?」にあたる部分が目的語です。この目的語がないと文が成り立ちませんね、他動詞は。ここが自動詞との大きな違いです。

 では、もう一つ例を挙げます。

 He is running. という文。日本語に訳すと「彼は走っている」で、意味がちゃんと通りますよね。つまり、「走る」という意味のrunは自動詞です。

 では、He is watching. はどうか。日本語に訳すと「彼は見ている」となりますが、これでは、意味が通りませんよね。

 例えば、He is watching TV.「彼はテレビを見ている」など、「何を」に当たる目的語がないと文が成り立ちませんね。つまり、watchは他動詞、ということです。

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