高校入試や大学入試、あるいはTOEICやTOEFL・ITPなど、英語の試験に付き物なのが「文法問題」です。
文法問題は、読解問題とは違って、「知ってるか、知らないか」なので、知らない問題については、その場でいくら考えても正解は得られません(*4択問題の場合は、4分の1の確率で当たりますが)。
ですので、試験本番までに、如何に多くの英文法に関する知識を蓄えていくかにかかっています。とはいえ、文法対策を独学で取り組むとなると、非効率な学習になりがちです。
中には文法の参考書を丸ごと覚えようとする人もいますが、それでは時間がいくらあっても足りません。
限られた時間の中で、効率良く文法対策を進めるには、文法問題で狙われやすい項目を優先的に学んでいくことが重要です。
では、「文法問題で狙われやすい項目」とは、どんなものか。色々とありますが、一つは「自動詞と他動詞の区別を問う問題」です。以下に例題を挙げます。
During the press conference, the public relations officer ( ) that GB Corporation would merge with a foreign firm within a year.
(A) informed (B) mentioned (C) referred (D) talked
さて、この問題。空所に入るのは、他動詞です。なぜなら、that節が空所に入る動詞の目的語になっているからです。
4つの選択肢のうち、refer「言及する」とtalk「話す」は自動詞なので不可です。informは他動詞ですが、直後に「人」の目的語が必要なので不可。
よって、正解は(B) mentionedです。mentionは「~を述べる」という意味の他動詞で、that節を目的語に取ることができます。
文の意味は、「記者会見中、その広報担当者は、GB社は1年以内に外国企業と合併すると述べた」です。
こういった「自動詞VS他動詞」など、「知らないと解けない問題」を如何に「知っている」に変えるかが、英語の試験における文法問題で結果を出す鍵を握ります。
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