TOEICで700点を獲るために必要な読解力とは?


 TOEICのリーディング問題は、分量が多い割に、時間が短く、大半の受験者が最後まで解き切れずに終わってしまいます。

 全問解き切る。確かにこれが理想ではありますが、「TOEICで700点を獲る」ということを考えると、必ずしも全問解き切らなければならない訳ではありません。

 殊に、最後の15問(トリプルパッセージ)は、どうしても解くのに時間がかかります。それだけに、この箇所は数問、解けずに終わることは、やむを得ないでしょう。

 むしろ、「TOEICで700点を獲る」ということを考えると、Part7の前半(147番~175番のシングルパッセージ)の正答率を如何に上げるかが鍵を握ります。

 では、シングルパッセージの正答率を上げるには、どうすればいいのか。

 TOEICのリーディング問題は、そもそも内容を深く読み取ることは求められていません。それよりもむしろ、質問の答えをすばやく探すといった作業が求められます。

 ですので、それを意識した練習を大量に行う必要があります。「読む」のではなく「探す」練習です。

 まず、質問を見て、答えの在り処を本文から探す。そして、答えの核心部分の内容とイコールの選択肢を選ぶ。その際、「言い換え」に如何に素早く気付くかがポイントです。

 「言い換え」に気付くには、相応の語彙力が必要です。厳密には「同義語力」です。ですので、TOEICで700点を獲るのに必要な読解力の中には、語彙力も含まれます。

 答えの在り処を素早く探すための「速読力」、答えの核心部分の内容を正確に理解するための「読解力」、それに正解の選択肢の「言い換え」に気付くための「語彙力」。

 これら3つの能力を鍛えることが、TOEICのリーディングパートのスコアを伸ばすポイントです。

 とりわけ、TOEIC600点台のスコアを700点に引き上げるには、Part7の前半(シングルパッセージ)での正答率を8割以上(29問中24問以上正解)にしたいところです。

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