動詞helpの正しい使い方


 「~を助ける」とか「~を手伝う」という意味の動詞help。皆さん、この意味はご存知かと思います。

 しかし、helpの使い方については、正しく認識できていない生徒さんが、意外と少なくありません。そこで今日は、helpの使い方について、説明したいと思います。

 helpの使い方。大きく分けて3つあります。

①help N:Nを助ける(手伝う)

②help N V:NがVするのを手伝う

③help A with B:BのことでAを手助けする

 ①は最も一般的な用法です。例えば、英語圏では、店員さんがお客さんに対して、Can I help you?「いらっしゃいませ」と言います。

 次に②。My daughter always helps me cook dinner.「私の娘はいつも私が夕食を作るのを手伝ってくれる」といった使い方をします。

 help(s)の後、目的語となるmeを置き、その後、動詞の原形(=原形不定詞)cookが続きます。

 この「V+O+V」というのは、やや特殊な形です。askやtell, wantなどの動詞は「V+O+to V」という形で用いますが、helpは不定詞のtoを省略できます。

 最後に③。通常、Aには「人」、Bには「ものごと」が、それぞれ入ります。Can you help me with my homework?「宿題、手伝ってくれる?」といった使い方をします。

 helpの後、目的語のmeを置き、その後に前置詞のwithを挟んで、もう一つ名詞を置きます。

 help me with my homework。この部分をより正確に訳すと、「私の宿題のことで、私を助ける」となります。

 如何でしたか? 動詞helpの正しい使い方、理解できましたか?

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