中学、高校であれだけ英語を勉強したのに、簡単なことが話せない。これは恐らく、中高での英語の授業が文法中心だったからではないか。このように考える方がおられます。
確かに、そういった側面があることは否定できません。文法訳読式がメインで、話す練習をしていない訳ですから、話せるようにはなりません。
では、英語が話せるようになるために、英文法の知識が不要と言うと、決してそうではありません。
むしろ、その逆。つまり、英語が話せるようになるには、英文法の知識は必要です。ただ、問題は、その学び方にあります。
学生時代、英文法を学んだのは、テストで点数を取るためだったという方が多いのではないでしょうか。英語が話せるようになるため、ではなく。
英語が話せるようになるには、話せるようになるための英文法の学び方を進める必要があります。
では、どうすればいいのか。一番良いのは、英会話のテキストなどから、文法項目を盗み取る、という方法です。
例えば、今のような会話が、英会話のテキストに載っていたとします。
A: Your hair has grown since I saw you last.
B: I know. I need to get it cut.
この会話文の意味は、A:「前回会った時から髪が伸びたね」、B:「そうなんだよ。切ってもらわないといけないんだけど」です。
まず、Aの文では、has grownと「現在完了形」が使われています。一方、Bの文では、get it cutと「使役動詞」が使われています。
こうした点に着目し、文法の参考書などを見て、文法をおさらいする。そうすると、かつて学生時代に習った記憶がよみがえってくることでしょう。
こうした文法の学び方は、テストで点数をとるためではなく、話すことを意識したものなので、知識が定着しやすいはずです。
また、文法を意識しながら、会話文を何度も暗唱することで、とっさの場面でそれが使えるようにもなります。
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