「英検準２級対策」に取り掛かると、英検３級との大きな差を感じる方が少なくありません。その大きな差とは、ズバリ、単語です。
英検準２級の大問１の語彙問題。４つの選択肢の単語が難しい。英検３級では見たことのない単語がズラリと並びます。それを見て「やばいなぁ」と感じるのです。
確かに、英検３級は「日常語」がメインであったのに対して、英検準２級には、普段の簡単な会話ではあまり使わないような単語が含まれます。
例えば、vehicle。これは、英検準２級の大問１によく出る英単語の一つで、「車両、乗り物」という意味の名詞です。「ヴィエコー」と発音します。
car「自動車」やtruck「トラック」、bus「バス」などの総称が、このvehicleです。英検３級では見ないけど、英検準２級にはよく出る単語です。
さて、このvehicle。語源を見ますと、「語幹vehi（＝carry「～を運ぶ」）＋「接尾辞-cle（小さなもの）」です。
「物や人を運ぶ小さなもの」→「車両、乗り物」となったのです。元々、vehicleは「手押し車」のような「小型の車両」を指していたのかもしれません。
それが今では車両全般を指す言葉になっています。いずれにせよ、こうした語源の知識があると、その単語が持つ意味合いをイメージしやすくなりますよね。
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