TOEICで「塗り絵」を回避するには


 よく「TOEICは時間との闘いだ!」と言われます。実際、リーディングパートは、75分間で100問を解かねばならず、時間はかなりタイトです。

 TOEICの多くの受験者が、最後の問題まで辿り着けずに、終了時刻を迎えます。そして、最後は「塗り絵」(*マークシートを適当に塗りつぶす)・・・。

 TOEICで塗り絵を回避するには「タイムマネジメント」が重要になります。つまりは「時間配分」です。私が推奨する時間配分は以下の通りです。

<TOEICリーディングパートの時間配分>

①Part5(No.101-130[30問]):10分(1問平均20秒)

②Part6(No.131-146[16問]): 8分(1問平均30秒)

③Part7(No.147-175[29問]):27分(1問平均1分弱)

④Part7(No.176-200[25問]):30分(1問平均1分強)

 つまり、Part5の問題を最も速く解く必要がある、ということです。ここで、手間取って、時間をかけ過ぎると、必ず後でしわ寄せが来ます。

 ですので、何が何でも、Part5の30問を10分(1問平均20秒)で解き切りたいところです。

 「え~、そんなの無理だよ」と思われた方もおられるかと思います。しかし、Part5の問題を1問平均20秒で解くことは、実はそれほど難しいことではありません。

 と言うのも、Part5の問題の半数以上が、「文脈不要」の問題だからです。言い換えると、「型」で解く問題だということです。

 選択肢を見て、何の問題かを判断します。そして、空所の位置を確認し、その前後にあるヒントを探します。そして、正答の根拠を見つけたら、速やかにマークする。

 これを徹底すれば、問題によっては、20秒どころか5秒で解ける問題もあります。もし1問5秒で解ければ、15秒余ります。

 その余った時間を、文脈が必要な語彙問題などに充てます。そうして、「平均20秒ペース」で解いていきます。そうすれば、TOEIC・Part5は10分で完了します。

 必要な情報だけを見て、不要な情報は読まずに解く。これを徹底することです。それには、相応のトレーニングが必要です。

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