TOEFL ITP Section 2(Structure)によく出る問題⑤(副詞節)


 TOEFL ITP Section 2(Structure)は、「短文空所補充(穴埋め)」(15問)と「誤答選択問題(間違い探し)」(25問)の合計40問で構成されています。

 「誤答選択問題」は、英文の中に4か所、下線が引いてあり、そのうちの一つが使い方を誤っています。その誤っているものを選ぶ、というものです。

 以下に、例題を挙げます。

(例題)

Yesterday at(A) the end of the class Professor Johnson said(B), “Please submit(C) your report as soon as you will finish(D) it.”

 この例題の意味を考えますと、『昨日、授業の終わりに、ジョンソン教授は、「レポートを終えたらすぐに提出して下さい」と言った』です。

 この中の「レポートを終えたらすぐに~」の箇所に注目して下さい。英文では、as soon as you will finish itの箇所です。

 「レポートを終えたらすぐに」ということは、これから終える話なので、話の内容は「未来」ですよね。

 ただ、as soon as以下は、動詞submit「~を提出する」を修飾する副詞節です。副詞節の中の時制は、話の内容が「未来」であっても「現在形」にするというルールがあります。

 よって、as soon as以下は、you will finish itではなくyou finish itとします。ですので、正解は(D)です。

 こうした副詞節の時制を問う問題は、TOEFL ITP Section 2 (Structure) の「誤答選択問題」では、非常によく出ます。

 ですので、「副詞節」の知識があやふやな方は、英文法の参考書を見直すなどして、ぜひとも復習するようにして下さい。

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