TOEFL ITP Section 2(Structure)によく出る問題④(品詞の区別)


 「オンライン英語教室のUB English」では、「TOEFL ITP対策」を開講しており、TOEFL ITP Section 2(Structure)の「誤答選択問題」の例題を多数ご用意しております。

 ここで一つ、例題をご紹介しましょう。

(例題)

It always takes hours to finish(A) her homework, so(B) her teacher suggests that she learn(C) how to do it more efficient(D).

 この問題、どれが間違っている(正解)か。えっ、どれも、怪しく見えるって?授業中、そのように言う生徒さんが少なくありません。

 TOEFL ITP Section 2(Structure)の「誤答選択問題」では、必ず本文中にヒントとなる語があります。そのヒントを如何に早く見つけるかがポイントです。

 では、この問題のヒントはどれか。それは、doです。doの後、その目的語となる代名詞のit(=homework)があり、さらに比較級のmoreが続いています。

 比較級moreの後に来るのは、形容詞か副詞のいずれかです。ここでは、前の動詞doを修飾する語がmoreの後に来るので、副詞です。

 ですので、efficient「効率の良い」(形容詞)をefficiently「効率良く」(副詞)に変える必要があります。よって、正解は(D)です。

 ちなみに、この文の意味は「彼女はいつも宿題を終えるのに何時間もかかるので、先生は彼女にもっと効率よく宿題をする方法を学ぶよう提案している」です。

 このように、TOEFL ITP Section 2(Structure)の「誤答選択問題」では、品詞を問う問題がよく出ます。

 ですので、「動詞を修飾するのは副詞」など、品詞の役割を理解する必要があります。加えて、単語の語尾を見て、品詞を区別できるようにすることも重要です。

 例えば、今回であれば、「-ent」という語尾(=接尾辞)の単語は、たいてい形容詞です。そして、形容詞の語尾に「-ly」が付くと副詞になります。

 こういった接尾辞の知識を身に着け、単語を見た瞬間、品詞を区別できるようにする。そうして、TOEFL ITP Section 2(Structure)での正答数を増やしたいところです。

 「オンライン英語教室のUB English」の「TOEFL ITP対策」では、そのためのトレーニングを「指導経験豊富な日本人英語講師」が「完全マンツーマン」で行っております。

 ご興味ある方、まずはお気軽にお問合せ下さい。レッスン内容に関する詳しいご相談は、「無料個別カウンセリング」にて承っております。

 尚、2021年3月27日(土)、Amazon Kindleにて『TOEFL ITP Section2 Structure(文法問題) 10日間トレーニング』を発売致します。どうぞご利用下さい!